Kennyの一橋大学日本史対策

現役一橋生Kennyが日本史選択の受験生を応援するブログ。

出題予想―2016年度一橋大日本史


受験生の皆さん、センター試験お疲れ様でした。

この大雪がセンター試験当日に降っていたら、関東の受験生は大混乱でしたね。

 

自己採点が終わって、想定以上に得点できた人もいれば、不安を抱いている人もいると思いますが、ここからは二次試験に向けて気持ちを切り替えることが大切です。

 

そこで、今日は今年の一橋大学二次試験の日本史の出題予想を書きます。

昨年までは「にしの一橋日本史対策ブログ」さんが出題予想されていたのですが、先述したように現在は更新停止状態です。

僕は去年の春に入学したばかりですが、いちおう1年間一橋大学で日本史を学んできたわけで、それなりに教授とも接してきましたから、頑張って予想してみます(笑)

 

大問1 受験生が解きにくい文化史中心の出題か

◎本命:古代~近世までのテーマ史(文化史メイン)

△大穴:古代~近代までの法制史

 

池亨先生の退職により、2013年度以降の大問1(前近代史)の出題者は、若尾政希先生と渡辺尚志先生に限られました。

2014年度の出題が若尾先生、2015年度が渡辺先生でしたので、今年の大問1の出題者は順当に行けば若尾先生となります。

若尾先生は日本近世史・思想史が専門で、特に近年は宗教文化も扱っています。

若尾先生が出題したと思われる過去の問題を見てみましょう。

このように、かなり文化史に比重を置いた出題をしています。

一橋志望の受験生は文化史を軽視しがちですから、かなり解きにくいですね。

また、若尾先生はかなり厳しい先生として大学内で知られています。

採点が厳しいかどうかはわかりませんが、高得点は難しいかもしれません。

逆に言うと、ここで得点できれば差をつけられるということですね。

 

大穴予想として、古代~近世の法制史を挙げておきます。

昨年度、法学研究科に日本法制史を専門とする松園潤一朗先生が着任されたからです。

過去問を見てみると、水林彪先生(現在は早稲田大学特任教授)が作問された2008年度と2011年度に大問1で法制史が出題されていますね。

ただし、松園潤一郎先生は専任講師であり教授ではありませんから、入試問題の作問を任される可能性は低いと思います。

したがって、今年度は古代から近世の文化史を重点的に対策すると良いでしょう。

 

大問2 オッペケペー節の悪夢再来?

◎本命:地租改正と殖産興業・松方財政

〇対抗:自由民権運動と明治文化

△大穴:明治憲法と初期議会

 

現在、一橋大学の日本近現代経済史は高柳友彦先生が担当されています。

専門は高度経済成長期ですが、大学の授業では近現代を幅広くカバーされているので、学部入試で出題する可能性が高いのは明治~昭和戦前でしょう。

2015年度の入試で戦間期の経済(近代の海運業と国内経済)が出題されたので、今年度は明治時代の経済史、殖産興業あたりが出るのではないかと思います。

当然ですが、松方財政といえば寄生地主制も要チェックとなりますね。

近代の社会経済史は過去問も豊富ですから、しっかり対策してください。

 

はっきりとはわかりませんが、おそらく2015年度の大問2は高柳先生の作問です。

2年連続で出題することを嫌った場合、石居人也先生が担当されると思います。

多くの受験生を絶望させた、2014年度の大問2を作問された先生ですね(笑)

先生から直接聞いた話では、受験生の出来は相当ひどかったようです。

先生の専門はハンセン病患者の隔離に関する社会史なので予想は難しいですが、2014年度と同じように自由民権運動と文化史を絡めた問題になると思います。

また、石居先生が作問された場合はほぼ間違いなく史料が出されると思います。

対策は難しいですが、近代の重要史料と文化史を押さえておくと良いでしょう。

ちなみに、僕は冬学期に石居先生のゼミを取っていましたが、非常に温和な方でした。

試験やレポートの採点も優しいので、とにかく書くことが大事だと思います。

 

社会学部の重鎮である吉田裕先生は、例年大問3を担当されていますが、たまに大問2も作問されることがあります。

そろそろ吉田裕イヤー(笑)が来てもおかしくないと思います。

明治憲法と初期議会を中心に、明治期の政治外交史を整理しましょう。

日清戦争前後の外交史対策では、明治期の知識人の政治思想も重要です。

 

大問3 戦後史を出題する可能性が大いにあり

◎本命:敗戦処理東京裁判 or 戦後補償問題と日韓・日中国交回復

〇対抗:近現代の学校教育制度

 

基本的に大問3は吉田裕先生の作問です。

そろそろ戦後史メインの出題が来ても良い頃だと思います。

GHQの占領政策や東京裁判は確実に押さえておきたいですね。

もちろん、昭和戦前史が小問単位で出題される可能性は大いにあります。

統帥権干犯問題天皇機関説問題は最頻出ですので、確認しておきましょう。

近年はあまり見られませんが、戦後史オンリーの出題も過去にはあります。

戦後補償問題や日韓・日中国交回復あたりが狙い目です。

サンフランシスコ講和条約も含め、重要史料を把握してください。

 

また、近年は木村元先生による教育史の出題も目立ちます。

吉田先生と木村先生の合作と思われる出題もあります。

もはや教育史は一橋大日本史の最頻出分野といっても過言ではありませんから、個別にテーマ史として近現代教育史をノートなどにまとめると良いでしょう。

 

過去問研究が合否を分ける

二次試験までの1ヵ月は、社会を追い込む期間になります。

一橋大日本史を攻略するには、ひたすら過去問を研究することが大切です。

僕の予想がどれぐらい当たるかはわかりませんが、限られた時間の中で研究する過去問の取捨選択に役立ててほしいです。

 

このブログは開設したばかりで、なかなか人が来ない状況ではありますが、1人でも多くの受験生に貢献できればと思います。

一橋志望の受験生の皆さん、頑張ってください。一橋大学で待っています。

 

 

読み終わったらクリック!→人気ブログランキング