Kennyの一橋大学日本史対策

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数学1Aよりも数学2Bのほうが簡単?



〈代ゼミ〉2016年度大学入試センター試験解説講義 数学II・B(貫 浩和講師)

 

代ゼミセンター試験解説講義サンプルをYouTubeで見ました。

数学2Bの動画を見たのですが、貫先生は「数学1Aよりも数学2Bのほうが簡単。努力に比例して数学2Bの得点は伸びる」とおっしゃっています。

 

確かに、これは正しいかもしれません。

数学1Aの図形問題なんかは、数学が得意な人でもドツボにはまって解けなくなってしまうことがあります。

平均点がガタ下がりした2013年度のセンター数学1Aは、まさしくこのパターンでした。

一方の数学2Bは、ゴリ押しの計算でも解ける問題が多いですし、センターレベルではドツボにはまるような問題は無いんですよね。

したがって、きちんと数学の勉強をしてきた受験生にとっては、数学2Bよりも数学1Aのほうが厄介でしょう。

 

でも、ここで忘れてはいけないのは、数学2Bのほうが簡単と言えるのは数学の勉強時間をちゃんと確保してきた人だけだということですね。

昨年度(僕が受験した年です)のセンター数学2Bを例にしましょう。

2015年度のセンター数学2Bの平均点は、史上最低となる39点でした。

僕も実際に試験会場でこの問題を解いていたわけですが、数学2Bの試験前と試験後で会場の雰囲気がガラリと一転したのを覚えています。

あの重々しい空気、漂う悲壮感を忘れることはないでしょう(笑)

 

ところが、大手予備校をはじめとする受験業界の反応は違いました。

試験直後に公開された各予備校の講評・分析では、この数学2Bを例年並みの難易度と判定したものが多く、中には易化とした予備校(僕の記憶では代々木ゼミナール)もあったのです。

試験会場の生の空気を体験してきた僕は「絶対に易化なはずがない」とわかっており、そして実際にこの数学2Bは史上最悪の平均点を叩き出すわけですが、ここにはカラクリがありました。

2015年度の数学2Bは、数学をきちんと勉強してきた人にとっては例年並み、あるいは易化ともいえるような問題だったのです。

どういうことかというと、数学が得意な人にとっては大したことない問題だったのですが、数学が苦手な人(文系受験生)からすれば「なんじゃこりゃ」という問題が並んでいたのですね。

例えば、最初の問題。上に貼った記事でも触れられていますが、僕のような数学ダメ文系受験生は「7倍角とか知らないんですけどww」となるわけです。

これを裏付けるように、僕の周りの文系受験生(普段は8割以上を安定して取れ、東大にチャレンジするぐらいの学力はある人々です)は数学2Bで撃沈しましたが、理系受験生はいつもと変わらない点数を取っていきました。

つまり、時間をかけて数学を勉強してきた人にとっては、史上最悪の平均点を出した問題セットであっても、数学2Bは難しくないのです。

 

よって、貫先生の「数学2Bのほうが簡単」という言葉は、一面では真理を突いています。

でも、全ての受験生が数学に十分な勉強時間を確保できるわけではありません。

文系受験生は、数学よりも英語や社会の勉強を優先しないといけないからです。

数学が出来なくても合格できる一流大学はたくさんありますが、英語・社会が出来なくても受かる大学というのは、まず無いでしょう。

これを踏まえると、やはり求められる勉強時間でいえば数学1Aよりも数学2Bのほうが明らかに多いわけですから、文系受験生にとっては「数学1Aよりも数学2Bのほうが簡単」なんてことはありえませんね。

 

 

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