Kennyの一橋大学日本史対策

現役一橋生Kennyが日本史選択の受験生を応援するブログ。

出題予想の反省―2016年度一橋大日本史

現役一橋生による出題予想の結果は…?

当ブログのキラーコンテンツである、一橋日本史の出題予想。

まだブログ開設から間もない、センター試験直後に予想記事を投稿しましたが、前期試験が近づくにつれてアクセス数がかなり集まりました。

ここで、僕の出題予想を整理しておきましょう。

【大問1】

本命:古代から近世までのテーマ史(文化史メイン)

大穴:古代から近代までの法制史

【大問2】

本命:地租改正と殖産興業・松方財政

対抗:自由民権運動と明治文化

大穴:明治憲法と議会

【大問3】

本命:敗戦処理東京裁判 or 戦後補償問題と日韓・日中国交回復

対抗:近現代の学校教育制度

果たして、この出題予想はどこまで命中したのでしょうか……?

 

大穴予想がまさかの大当たり

まずは、前近代史の大問1。

順当に行けば今年度は若尾先生が担当するはずであり、文化史メインのテーマ史が出題されると思われましたが、日本法制史を専門とする松園潤一朗先生が2010年度から着任していたため、古代から近代までの法制史を大穴予想で挙げておきました。

その結果、なんと出題されたのは古代~近世の法制史。

松園先生は教授ではなく専任講師でしたので、入試問題の作問を任される可能性は低いと思っていましたが、ドンピシャで法制史を出題してきましたね。

入試問題を見た瞬間、「うわっ、大穴が当たった!」と喜んでしまいました(笑)

 

日本近代経済史が出題されるも予想は当たらず

2012年度末に西成田先生が退職したことにより、日本近現代経済史を作問する担当者がしばらく不在となっていましたが、西成田先生の後任である高柳先生によって昨年度から経済史の出題が復活しました。

まだ若い先生ですので2年連続で作問を任されるかどうかは微妙でしたが、今年度の大問2も日本近代経済史が出題されましたね。

昨年度に戦間期の経済史が出題されたため、今年度は明治初期あたりの経済史が出題されると予想しましたが、実際に出題されたのは産業革命期の経済史でした。

工場法について、あれほど細かく問われるとは想定外でしたね。

問3がしっかり書ければ問題ないと思いますが、かなり字数が余りそうです。

したがって、大問2の予想は大外れでした。申し訳ないです。

 

薄かった吉田裕カラー

大問3は一橋大学日本史科の重鎮である吉田裕先生が毎年作問されるのですが、今年度はかなり吉田先生らしさが消えていましたね。

問3と問4以外は吉田先生が作りそうな問題ではないので、もしかすると吉田先生は今年度の作問から外れていたのかもしれません。

今年度の大問3を担当されたのは、おそらく中北浩爾先生です。

55年体制や選挙制度などを中心に日本現代政治史を研究されている中北先生ですが、これまで入試問題の作問を担当されたことはありませんでした。

政治史を研究しているとはいえ、どちらかというと政治学の先生という印象が強かったため、日本史の作問者にはならないだろうと思っていたのですが……

なお、問2で松方財政が問われており、大問2の予想が大問3の小問で当たりました。

微妙な形ですが、予想的中ということにしておきましょう(笑)

 

総括

どちらかというと近現代史の予想に自信があったのですが、実際に的中したのは前近代史の大問1でした。

ダメ元だった大穴予想が当たったのは、かなり嬉しいです(笑)

定年退職が近づいてきた吉田先生ですが、今年度は作問から外れたようですね。

とはいえ、来年度は必ず復活すると思うので、いかにも一橋大日本史らしい出題を期待したいところです。

今年度の出題予想ですが、的中したのは大体40%ぐらいでしょうか。

もう少し的中させたいところでしたが、とりあえず大問1はドンピシャで当たったので、出題予想の自己採点は60点としておきましょう。

来年度の出題予想は、もっと精度を上げていきたいと思っていますので、乞うご期待!